広島県 宮島 弥山
2006年3月
厳島神社のご神体 『弥山・みせん』。かつての平清盛や空海を夢中にさせた御山=弥山。ロープウエイで登って帰りは徒歩の下山3時間。彼らがこの山に憧れたのは、この山の奇岩が見せる力強さだったのかな、と思います。修行です、この山道。
厳島神社の裏手からバスで3分でロープウエイ乗り場です。二人乗りのちょっと珍しい小さなロープウエイに10分。その後8人乗りのロープウエイに4分。獅子岩展望台に到着です。 | 獅子岩展望台と野猿公苑 |
ロープウエイを降りると、野生の日本サルと鹿が沢山居ます。サルはカワイイ。ここから頂上の弥山展望台までゆっくり歩いて1時間。 |
瀬戸内海が一望できます。四国が見えます。 | 本堂の前には霊火堂があって、そこには『引大師が修行に使った火が1200年消えることなく守られている』。はず、だったのだけど、今年になって消えちゃったとのこと。えー、ダマで点けときゃばれないジャン・・と、一瞬、思うのは私だけ・・? |
観音堂/文殊堂 | 晴れてきました。観音堂 文殊堂は、古い佇まいで落ち着く感じでした。ここにきて巨岩が登場し始めました。 |
岩・岩・岩。 |
ここからはピーカンに晴れていたこともあって、なんとなくセドナに似た雰囲気を感じました。人工物では勿論ないけれど、なんだか自然にこれが出来たというより遺跡に近い感じです。ちょっと、人が多くて騒々しかったのが残念。 | 頂上。なんだかとっても不思議な景観。どのような経緯でこの場所が出来たのでしょう。 |
頂上 | 頂上 |
標高は535Mと低いのに見晴らしはすごいです。 |
御山神社 | ガイドブックには載っていないから、なのか、こちらには人気がなく、満喫。 |
厳島神社はこの弥山をご神体としています。弥山の御山神社からは奥の院を祀っているような格好に見受けられました。奥の院は人が入っていくにはかなりハードそうです。きっと、そこは1000年前から変わっていないんでしょうね。。 |
実は、厳島神社の社殿自体には興味が持てませんでした。なんというか、政治の中での趣味・娯楽が色濃く出てるような気がして。竜宮城を造りたかった偉い人の話や、たった100年前まで花町が作られていた話からは、神事というより一般人の苦労のほうが先に思い浮かんでしまって少しめげる。でも、霊山や修行の場としてずっとここにあった弥山には、来たかった。 |
鯨岩。 |
鯨岩 最高。帰りは徒歩で山を降りることに。途中にある鯨岩はとっても気持ちよかったです。しばし巨岩の上で休憩。石の暖かさと風が気持ちよかったです。 |
大元公園いい公園。ヘロヘロになってようやく降りてきました・・麓には公園がありました。こちらは、これまでの厳しさが嘘のような柔らかい優しい場所でした。 |