沖縄県 安須森御嶽(アシハイウタキ)
2007年6月17日~6月19日
金剛石林山という名の有料施設になった神話の森。でもそこには今も癒しの森が存在しました。
安須森を探す。縄本島最北端の辺戸岬の近くにあるはず。しかしそれらしき場所は見当たらず・・。焼き物屋の看板が『安須森』と書いてあるのを見つけた。この辺であることには違いない。 | 大人800円。実は”金剛石林山”という有料施設が出来ていて、その中に御嶽もあるらしい。ちょっと複雑・・。聖地コース・・。怪しい。 |
男山へ。この場所を有料にして、地元の人はウタキに自由に来れているのだろうか?施設のキャッチは『数億年前恐竜が居た場所』。この場所は恐竜より神話のはずなのに秘密にしてるのかな。 | 天気は悪く、男山の頂上ではこの曇り空。安須森(アシハイ)のウタキは最初に国造りが行われた(これが七御嶽)聖地という。久高島から始まったという伝説もある。 |
辺戸御嶽(へどうたき)と安須森御嶽(アシハイ)は同じものを指すらしい。安須森はアシハイともアスムイとも読むらしい。男山からの眺め。 | 城跡みたいな岩。安須森(アシハイ)のウタキは、沖縄の国造りの最初の聖地。ここを流れる河の聖水をシュリの王に謹上する行事があったそうです。 |
鍋池という名前でした。人工かと思うほどの構図ですね、この池は。 | ゴクウ岩。命名するなら再生岩ですね。 |
ゴクウ岩の名前の由来は不明です。ゴクウ岩にむかって、右の道が女山です。こちらがすごかった! | ゴクウ岩の上。結構な高さがあります。 |
立神岩。沖縄の奇石は石灰岩の侵食によるものだそうです。 | この森の歴史の長さを感じるガジュマルです。 |
この奇石の手前からなんともいえないいい香りがし始めました。 | そしてココです。この場所が最もすごかったです。左のほうにはウタキがありました。(写真は撮れません)場所がリンとしていて鹿が立っているのが似合う場所。 |
まるで祈りの場所のように小さく開けた場所。その上に手を広げるような大きな樹。 | 雨もちょうどやみました。雨の後だからこんなにいい匂いなのかな。 |
ウタキが沢山あるのにここでは注意の案内がまったくなかったなぁ。不思議な施設でした。 |